国産ジェット機、米航空大手ボーイングが「助っ人」

 

 

更新： 2008/09/05(00:01)

 

　日本で初めての国産旅客ジェット機の開発を進める「三菱航空機」は、アメリカの航空機大手「ボーイング」の支援を受けることを明らかにしました。

　三菱重工業やトヨタなどが出資する三菱航空機は、2013年の就航に向けて小型旅客機の開発を進めています。事業立ち上げから5年という短期間での就航を目指すため、世界最大級の航空機メーカーであるボーイングから助言を受けることにしました。機体の開発から販売やメンテナンスなどの顧客管理まで、包括的に支援を受けます。ボーイングが小型旅客機の事業に協力するのは初めてです。ボーイングの協力を得ることで、初の国産旅客ジェット機の就航にはずみがつきそうです。