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トヨタ悲願の1000万台を断念 北米での販売不振響く

I T69 U 2008. 8. 28. 20:05

 

 

更新: 2008/08/28(18:16)

 

 トヨタ自動車は、来年の世界販売台数が当初の計画を下回り、1000万台の大台には乗らないと発表しました。景気減速が続く北米での販売不振が最大の要因です。

 トヨタ自動車は当初、日野自動車やダイハツを含めたグループ全体で、2009年には1040万台販売することを計画していましたが、これを970万台に下方修正しました。1000万台の大台に乗せることが経営陣の悲願でしたが、サブプライムローン問題にあえぐ北米市場でトラックなど大型車の販売が急速に冷え込んでいます。また、中国など新興国でも今後の景気の先行きが不透明なため、下方修正を余儀なくされました。今後は、ハイブリッド車の現地生産を始めたり低燃費車の販売を拡大することで、主力の北米市場でのてこ入れを図ります。